クロームメッキのお手入れについて
クロームメッキは、非常に繊細な素材ですのでメンテナンスにはご注意ください。
●洗浄は、傷の付きにくいスポンジやタオルなどで水洗いをしてください。
水洗いで汚れを除去出来ない場合は、ホイールに悪影響を与えない中性洗剤やカーボディー専用洗剤などをご使用ください。
腐食やメッキ剥がれの原因となりますのでアルカリ性や酸性のケミカル剤などは絶対に使用しないでください。
●洗車機を使った洗車は、ホイールに傷をつけることがありますので、手作業での洗浄をおすすめします。
●ホイールコーティングなどは、汚れの付着を抑えるので腐食の抑制にも効果的です。新品時の施行をおすすめします。
●ブレーキダストに含まれる鉄粉がメッキの表面に突き刺さり、そのまま放置すると凍結防止剤、融雪剤、塩分などが内部に侵入し腐食を発生させます。腐食が原因でメッキ浮き、メッキ剥がれが起きます。
特にホイールのインチアップや、リフトアップ車の大径タイヤなどは、重量が増すためブレーキへの負担が大きくなり、 ブレーキの鉄粉の出る量もかなり増えますので、洗浄を頻繁に行ない入念なお手入れが必要となります。
ホイールの腐食を避けるためには、凍結防止剤、融雪剤を撒いた道路、雪道、湾岸付近、未舗装道路などを走行後は、水洗いを十分に行ない、水分を拭き取り乾燥させることが重要となります。
降雪地域以外でも凍結防止剤、融雪剤は撒かれている場合があります。
夜間に撒かれる事が多いので気付きませんが、路上に長期間残り続ける為、知らないうちに粉塵や雨水などと一緒にホイールに付着します。
鉄粉の付着による腐食例 ※画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。 |
※上記の様な腐食が原因によるメッキ浮き、メッキ剥がれは製造時の不良ではない為、保証期間内であっても保証の対象にはなりませんのでご注意ください。
(保証について詳しくは、対象商品にお付けしている品質保証書をご覧ください。)
鉄粉の付着による腐食例-1
鉄粉の付着による腐食例-2
鉄粉の付着による腐食例-3
カテゴリー:クロームメッキのお手入れについて